本プロジェクトは、Matching HUBネットワーク校の1つである小樽商科大学が中心となって学生のアントレプレナーシップの醸成を目的に、地域課題からビジネスアイデアを考え発表を行うというものです。
全国から複数の大学が参加することで、異なる学年間や専門領域を交流させることができ、アントレプレナーシップに必要な多様性や人と人のつながり(ネットワーク)の形成も視野に入れてプログラムされています。
参加大学は、小樽商科大学、室蘭工業大学、北見工業大学、旭川市立大学、はこだて未来大学、北海道情報大学、函館工業高等専門学校、千葉大学、熊本大学、熊本工業高等専門学校、北陸先端科学技術大学院大学の11大学で、高等専門学校生から大学院生までの男女25名が参加しました。
今年は北海道の音更(おとふけ)町に4日間滞在し、音更町の地域課題をビジネスアイデアで解決するため、フィールドワークを通して課題を発見し、解決のためのビジネスアイデアをグループに分かれて考案しました。最終日には音更昭和商学校にて発表し、参加した音更町長を始め、外部講師からコメントをいただきました。優れたアイデアには、本学からJAIST賞を授与しました。今後、11月には中間発表(オンライン)を、来年2月もしくは3月には音更町で最終発表を行う予定です。
JAIST賞は、「ソロリソロリ」で、安心して一人旅が楽しめるようバックアップするサービスのアイデアを発表した大串英梨子さん(熊本大学大学院:リーダー)、新開壽来さん(千葉大学大学院)、坂東拓実さん(旭川市立大学)、牧野哲也さん(函館高専)のチームに贈られました。副賞は、Matching HUB Business Idea & Plan Competition (M-BIP) 2024のシード権で、提案アイデアをブラッシュアップしてチャレンジします。
(ソロリソロリチーム発表の様子)
(北陸先端科学技術大学院大学 寺野学長(左)と、JAIST賞受賞チームのリーダー熊本大学大学院 大串さん(右))